気分良くグイグイ飲んじゃったような時に、なんとな～く胃の奥の方から、ムズムズと込み上げてくる気持ち悪さ。

それを何とか抑え込みたいんだけど、コイツは結構、居座るタイプ。

せっかく気分良く美味しく幸せな時間だったのに。

絶対、いやだぁ・・・ 吐きたくないよぉ・・・

吐き気の原因はコレ

アルコールは体の中に入ると、アセトアルデヒドという物質に分解されます。

アセトアルデヒドは毒性が強くて、アルコールを大量に摂取すると、アセトアルデヒドの分解が間に合わずに、吐き気や頭痛を引き起こすというワケ。

アルコールは胃腸を刺激して、荒らし回りながら通過しているんですよ。

胃はそうやって刺激された状態が続くと、水分が足りなくなり、胃酸過多になって胃炎に…。

むかむかする吐き気の原因になるんです。

アルコール＝毒物

あんなに美味しいお酒の面々ではあるけれど、要するにアルコールは毒物。

だから、一旦身体に入ったら、今度はどんどん出しちゃうことが大切。

あまりにも吐き気が強い時は我慢せず、思い切って吐いちゃおう。

眠れそうなら、寝てしまう方がベター。

その方が早くラクになれるかも。

スポーツドリンクを自宅にキープ

吐き気があっても、実際に吐くまではいかないなって時。

とりあえず水分をどんどん摂りましょう。

おススメはスポーツドリンク。

ナトリウムやカリウムの補給をしてくれた上に、飲酒後になりやすい低血糖にも有効。

風邪で発熱がある時なんかも、スポーツドリンクがあると助かるので、常時何本かは家にストックしておきたいもの。

口にしやすい物から

コーヒーなどの刺激物や乳製品は、吐き気を悪化させるのでNG。

温かいお茶やコンソメスープ、効果絶大で有名なしじみの味噌汁などを飲みましょう。

ペパーミント茶は嘔吐の原因である胃の痙攣を抑えてくれるそう。

ちなみにペパーミントのキャンディーでも吐き気を緩和してくれるけど、甘味は吐き気を誘発してしまうこともあるから食べ過ぎないように。

吐き気を抑える食べ物って？

食物繊維が多い食べ物は、吐き気の原因を取り除いてくれる効果があります。

食べられるようなら野菜やリンゴはおススメ。

バナナや生姜湯、ナッツ類も吐き気を緩和する働きがあるようです。

これらは一度にたくさん食べずに、少量ずつ何回かに分けて摂ることがポイント。

とにかくなるべく空腹にならないよう心がけて。

「食べたくない」という気分だろうけど、吐き気を抑えるには胃を空っぽにせず、ある程度食事を摂ることも大切。

飲む前にも

水分が大切・・・ということは分かってもらえましたか？

お酒を飲む前にも、なるべく水分を体に入れておきましょう。

もしくはお酒を注文した時に、お水も一緒に頼んでおいて、ちょくちょく飲んでみるとか。

これは結構効果があると思いますよ。

おつまみにも頼っちゃおう

それからお酒を飲んでいる時は、あまり食事は摂らないという人が多いけど、実は炭水化物をちょっと摂っておくだけでアルコールの吸収を緩やかにし、胃が荒れたり低血糖を防いでくれて吐き気を抑えてくれるとのこと。

また早い段階で枝豆も食べてみて。

枝豆は食物繊維が多く、ビタミンB群がアルコールの分解を助ける働きをしてくれて、肝臓への負担も減。必須アミノ酸も含まれている優良食品。

「ビールに枝豆」って言われ続けることには、ちゃんと理由があったんですね。

食べ方をちょっと変えるだけで、あのムカつきと縁が切れるなら嬉しいですよね。

お酒の飲み方と一緒に食べる物を、これからは少しずつ見直していきましょう。

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