ビールは本当に太るの!? その理由とは
「とりあえずビール」から、そのままずーっとビールも良し。
でも、「ビール=太る」そういうイメージがあるから、大抵の人は他のアルコールをご注文。
でも、どうしてビールだけが「太る」といわれるのでしょう。
カクテルだって、結構カロリー高いのに。
ビールだけが太るのは何故?
本当にビールが原因?
何十倍も高い訳ではありません
ビール自体のカロリーは、中ジョッキ(500ml)で200kcal程度。
確かにアルコールの中では、ビールは高カロリー。
でもサワーにも100kcalを超える物が多いし、カシスオレンジ、カルーアミルクなどの人気カクテルだって150kcal超え。
ビールがずば抜けてカロリーが高いという訳でもなさそうです。
ビールが魔法をかけるから
では、なぜビールは太るといわれてしまうのでしょう。
それは、ビールに食欲を増進させる効果があるからなのです。
- 油っこい料理
- 塩気の多い料理
- 味の濃い料理
ビールには、これらをどんどん食べたくなる要素があるのです。
ビール自体のカロリーが高いという理由より、ビールによって食欲が進むことの方が太る原因になっているようです。
おつまみも工夫してチョイス
ここで工夫したいのが、おつまみの食べ方。
① ビールを飲む前に食物繊維の多い物を食べる。
きのこ・海藻・枝豆・納豆・サラダ・冷やしトマト・枝豆・ひじきなど。
⇒食物繊維が多い物を、ビールを飲む前に食べると、血糖値が上がるのを緩やかにしてくれて、体脂肪が付きにくいというメリットも。
② 油の少ない物を食べる。
豆腐・鶏のささみ・鶏むね肉・刺身・ハツ・センマイ・漬物など。
⇒油っこい食べ物はとにかく太ります。
③ 良く噛む物を食べる。
野菜スティック・イカ干し・こんにゃく・ごぼうなど。
⇒良く噛むと満腹中枢を刺激して、食べる量が減るのです。
最高のペアには意味がある
「ビールに枝豆」は、もう引き離すことが出来ない関係。
昔から変わらない最高のペア。
でも、これにはちゃんと理由があるんです。
枝豆には必須アミノ酸であるメチオニン・ビタミンB・ビタミンCが含まれていて、それらがアルコールの分解を助ける役割をしているのです。
また食物繊維が多く含まれているので、血糖値が上がるのが緩やかにしてくれるのです。
「ビールの相方が枝豆な理由」に納得です。
水を飲む
ビールをどうやって飲むのかも大事なポイント。
まずはビールと一緒にお水も頼みましょう。
「ビールを飲んだら、水も飲む」
しっかり交互でなくてもいいですが、なるべく頻繁に水を飲むと、ビールの量も自然に減ります。
最初は抵抗があるかも知れませんが、すぐに慣れるので続けてみて下さい。
大きいジョッキが好きだけど
なるべく小さなジョッキで飲みましょう。
大きいとグイグイ飲んじゃうものですが、小さめだとその勢いもいくらか弱くなるもの。
気付くと、飲む量が減っている筈です。
カロリー低く、度数は高く
あとは、早めにビールを切り上げて、カロリーの低いアルコールをチョイス。
それもアルコール度数の高いものがおススメ。
いくらカロリーの低いものでも、グイグイ飲めちゃうと結局カロリーを積み重ねてしまうことになってしまいます。
アルコール度数の高いものだと、ゆっくり飲むのでカロリーも増えにくくなります。
無理はせずに、続けることが大切
ちょっとした工夫でカロリーは、かなり減らせるものです。
とにかく基本は、ゆっくり飲んで、ゆっくり食べること。
そうすることによって、早めにお腹が満たされてくるので、飲む量も食べる量も減っていきます。
なるべく無理な我慢はしないで、ちょっとの工夫で、これからもビールを楽しんでいきたいものです。