ビールのカロリーを他の飲料と徹底比較
「ビール腹」という言葉は真実なのか! 本当にビールのせいで太るのか!ということを今日は徹底研究してみたいと思います。
経験上、ビールはやっぱり太るよという方は多いのではないでしょうか。
なぜビールを飲むと太るのか?
ビールはカロリーが高い、糖質由来のカロリーなので代謝しにくく太る原因になりやすいという話をよく聞きますが、ビールのカロリーはどのくらいなのでしょうか?
ビール会社の発表を見てみると銘柄によってもさまざまですが、ビールの平均値と他の飲み物の平均値と比べると次のようになります。
- ビール 300ml 120cl
- 発砲酒 300ml 135cl
- 清酒 180ml 158cl
- ワイン 300ml 219cl
- 焼酎乙類 300ml 438cl
- オレンジジュース 300ml 144cl
- コーラ 300ml 138cl
- 煎茶 300ml 6cl
- ほうじ茶 300ml 0cl
- ブラックコーヒー 300ml 12cl
- ミルクココア 300ml 236cl
こうやって比較してみると、ビール自体はカロリーが特別高くはないようですが、なぜ太りやすいのでしょうか?
どうやらその飲み方や飲酒量に原因があるようです!
ビールが太る原因になるわけは?
ビールには炭酸が含まれています。その喉ごしの良さと炭酸による胃の刺激により食欲が増進されるようです。
ビールに合うおつまみは?
ビールに合うおつまみには唐揚げやポテトフライに代表される油ものが多く関西ではお好み焼きやたこ焼き、串カツなどはビールが欠かせません。
海外でも事情は同じでドイツでは多種類のソーセージやジャガイモ料理・ひき肉料理。ベルギーではジャガイモの煮込みや牛肉のビール煮・小エビのコロッケ・ベルギー発祥と言われているフリッツ(フライドポテト)はほとんどの料理の付け合せになっているなど、どれをとっても高カロリー料理ばかりです。
ドイツにはなんとビールの種類が約5千種類もあり、その消費量も世界第3位(キリンビール社調べ)国民の約8割がビールを水のように飲んで楽しんでいるそうです。
さすがにビール好きのドイツ人、街ではお腹の出ている人を沢山見かけます。
先にも述べましたがビールは糖質由来のカロリーで出来ていますので飲み過ぎ、食べ過ぎにより油分と結合し強力な体脂肪に変化して立派なお腹になってしまうのでしょう。
太らないビールの飲み方はないのでしょうか?
コントロールの仕方
おつまみを工夫したり飲み方を考えたりしてビール腹対策をすればある程度コントロールする事ができます。
まず一番気をつけたいのはビールの分量です!
その日に飲む量を決めておつまみの種類を考えます。
また、毎日飲むことをやめること・休肝日を設ける事などです。
オススメのおつまみ
おつまみでは一番お勧めは大豆料理です。高たんぱくでカロリーが低く繊維質も豊富なので宿敵の糖分と脂肪分を排出しやすくしてくれます。
大豆料理の代表はおつまみに欠かせない枝豆・豆腐サラダ・おから・また大豆グルテンで作った精進料理に使われる肉のような歯ごたえの麩料理はお腹も満腹になり脳も喜ぶヒット食材の一つです。
味付けを酢豚のようにしたりビーフシチューの肉替わりにしたり焼肉のタレで味付けしバーベキューのようにしたりアレンジも豊富です。
他にもコンニャク・きのこ類・刺身など低カロリーでおいしい物と組み合わせる事によりヘルシーでおいしくビールを飲むことができます。
食べ方・飲み方のポイント
出来るだけ野菜から先に摂取してからビールを飲むように心がけると体内に吸収される糖分を抑えられるそうです。炭水化物も同じ要領です。そうすることで太りにくくなるようです。
とはいえ、ビールは最初の一杯が一番おいしいですよね。なので、やっぱり最初の一杯はグラスでグイッと飲みます。ここでポイントは最初の一杯をグラスで飲む事です!
それから野菜をしっかり取ってから次にジョッキでビールを頂きます。これだけでもかなり効果があるようです。
また、最近は低カロリーの発泡酒やノンカロリーのビールなども沢山出ていて味も良くなっていますので健康を考えていろいろと組み合わせを楽しんでビールを楽しんでくださいね!