飲み過ぎた時の翌日の下痢の治し方
お酒を飲んだ翌日。何だかお腹の辺りが変な感じ。
昨日は何ともなかったのに、明け方頃からお腹がグルグル言い出した。
何か悪い物食べたっけ?
これはヤバい。早いところ何とかしなきゃ。
どうしたら早く治せる?
棘はないけど、毒がある・・・
そもそもアルコールは、体内に入ると毒物以外の何物でもない存在。
きれいな花には棘がある。
美味い酒には毒がある。
うん、うん、そういうことだね。
アルコールは体内の全ての物に、ダメージを与えながら通過。
もちろん飲んだ量が多ければ、それだけダメージも大きくなるってこと。
そんなに傷付けないで
ビールや酎ハイには、やっぱり唐揚げやポテトなどの揚げ物が相性抜群!
なんだけど、これも胃腸にはダメージに。
アルコールという毒物と油たっぷりの揚げ物は、胃腸をいじめているようなもの。
アルコールが通過したことで、既に胃腸は傷付いてしまっているので、なるべく消化の良い食べ物を摂ることが大切。
消化の良い物を知っておこう
消化の良い食べ物とは…
- 豆腐
- じゃがいも
- 長いも
- 里芋
- 大根
- かぼちゃ
- にんじん
- キャベツ
- 白身魚
- 鶏ささみ
本当はお粥やうどんがベストだけど、お酒を飲みながらのタイミングでは、あんまり食べないよね。
かといって最後に食べるのは太る原因。
だから上記の食品を挙げてみました。
やっぱりやわらかく野菜を煮込んだ料理などがいいみたい。
但し食物繊維が多い物はNG。
消化の良くない物もチェック
消化の良くない物
- 揚げ物
- さつまいも
- ごぼう
- たけのこ
- れんこん
- きのこ
- こんにゃく
- 青魚
- いか
- たこ
これらを意識して、おつまみを食べることが出来ればいいよね。
元々あまり胃腸が強くない人は、特に意識してみて。
蠕動運動(ぜんどううんどう)って?
「消化管などの臓器の収縮運動。
食べた物を食道から直腸まで移動させる運動を指す。
自律神経による働きなので、意識的な調整は出来ない。」
要するに私達の身体の中で自然に行われていること。
アルコールを摂取すると、この蠕動運動が活発になり、ちゃんと消化出来ずに通過してしまうことが下痢の原因。
そうでなくてもアルコールが通過したことで、胃腸がダメージを受けているから、まともな働きが出来ない状態。
これじゃあ、消化不良になるのは仕方のないことかも。
一番大事な水分補給
アルコールは体内で分解される時に血液中の水分を使っています。
その上、利尿作用もあるから、身体からどんどん水分が失われてしまう…。
飲酒後は脱水状態にあるといっていいでしょう。
それも、もちろん下痢の原因のひとつ。
これは積極的に水分を補給するのが一番。
吸収が早いスポーツドリンクなどがベスト。
冷やした物ではなく出来れば常温の方が、より吸収も早いしお腹にもやさしい。
一度にたくさん飲むのではなく、こまめに補給していくことがポイント。
回復はじっくりゆっくり
あとは、お腹を冷やさないことも大切。
温かくして安静にし、胃腸もゆっくりさせてあげましょう。
すぐに普通の物を食べたりして胃腸に負担をかけると、また元に戻っちゃいますからね。
ここはじっくりゆっくりと。
まずは温かい飲み物や消化の良い食べ物からスタート。
身体に優しい物を摂るように心がけましょう。